第十七代宗家 桑原 巡 〒343-0113 埼玉県北葛飾郡松伏町ゆめみ野1-14-12 ■ 電話(048)992-3096 ■ 長谷川流和術 ホームページ |
長谷川流和術の流祖は、長谷川主税佐尉英信である。長谷川英信は江戸時代初期の人で松代藩に逗留、その後江戸に出て修練を重ね一流を創始。その流儀は松代藩はもとより関東及び西国にも伝播し、隆盛を極めた武術である。二代、荒井兵作尉正継も松代より江戸に出て修行に励み、印可を授かる優れた武芸者であった。
松代藩の桑原源七は宝永三年、小山半左衛門尉幸次より長谷川流和術の免許皆伝を受け、以後、代々の者は家伝兵法として指南し相伝してきた。桑原源七が受け継いだ技は、戦国期の実戦的な組討の中から編み出された和術の神髄で、師匠の小山半左衛門は荒井兵作の門人の中でも高弟といわれた。
七代、桑原源三郎長教亡き後、文武両道に優れた桑原伴助は、永年にわたり長谷川流の技を領民に伝授し慕われたが、文化三年没した。
八代、桑原源三郎重教は明和三年、大矢彌五兵衛尉重堅より無雙直伝流の免許皆伝も受けた。このように代々の者は、技と武人の精神を連綿と伝えてきた。
流祖、長谷川主税佐尉英信は我が国の武術史に名を馳せた武芸者である。技の体系は、戦国期の実戦的な組討の中から編み出された和術が主体で、その中に大小詰や大剣取が混在し制する精妙な術である。
流祖が和術を重視したのは、和術が戦いの最終手段であることを教えている。
一 長谷川流和 手鏡目録
一 長谷川流和 手鏡目録 上巻
一 長谷川流 和之次第
一 長谷川流和 許之状
一 長谷川流和 絵目録一 長谷川流和 手鏡目録
一 長谷川流 和之次第
一 長谷川流和 許之状
一 長谷川流和 萬術之覚
一 長谷川流和 許之巻
一 長谷川流棒 目録
一 長谷川流棒 許之状
一 當流捕手 歌目録
危急存亡のときにあった家伝の長谷川流復興を志し、我が家に伝わる資料を集大成し雌伏十年、関係者の尽力を得て平成十五年、長谷川流保存会を設立することができたので、これを機会に後世に伝承すべく稽古に励んでいるしだいである。
●稽古場及び道場 |
埼玉県立松伏高等学校武道場 |
埼玉県松伏町ゆめみ野東2-7-1 |
電話(03)3814-4271 |
毎週日曜日 午前9時〜正午 |
●文化財指定 |
該当なし |
長谷川流門人 | 長谷川流大小詰 | 長谷川流大小詰 |