第二十八代宗家 逸見義清 〒368-0201 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄167 ■ 電話(0494) 79-0779 |
当流は、甲斐源氏の流れを汲む逸見太四郎義年が、安永五年(一七七六)、家伝の兵法に一刀流の剣技を取り入れ、さらに創意工夫を加えて新たに創造した剣術である。「甲源」とは、甲斐源氏にちなんで名付けた名称である。 全盛時代は、江戸中期末から明治後期に至る百余年間で、「武州小沢口に甲源一刀流あり」と世に広く知られ、門人は北海道から鹿児島にまで及んだ。
本流派の特徴の一つは、「夫レ剣術ハ心術ナリ」と心の修業の大切さを強く説いた点であろう。なお、当流の真髄は、奥伝に書かれている「獅子飜躑」である。
一 初目録(前文・形名、心歩車刀)
一 中目録(鋒露離剣、祖相剣無相剣)
一 奥 伝(獅子飜躑、剣術者の心得)
平成二十年二月十日 第三十五回小鹿野町少年剣道大会演武、平成二十九年四月十五日 小鹿神社春まつり奉納演武、平成二十九年九月三日 第十回甲源一刀流顕彰剣道大会演武
●稽古場及び支部 |
▽耀武館 宗家の住所と同じ |
●文化財指定 |
▽練武道場 昭和十八年二月 埼玉県指定 |
▽神文書 昭和四十九年六月 小鹿野町指定 |
▽愛作寿碑 右同 |
▽当流の形 |
昭和五十四年三月 小鹿野町指定 |
流祖の建てた耀武館道場 | 長瀞町の宝登山神社奉額 | 当流の形(霞隠) |