伯耆流居合術

 代表代行

大窪 敏明

〒660-0892

兵庫県尼崎市東難波町4-17-1

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  大窪 敏明

由来

 当流は、伯耆流居合術と称し、始祖・片山伯耆守久安は竹内流竹内中務大夫久盛の弟で、居合術中興の祖といわれる林崎甚助の伯父松庵より一子相伝の秘太刀で十八刀を相伝されたという。戦国時代末(文禄五年正月)京の愛宕社に祈り、貫の一字を夢みて明悟した。故に一貫流と称したが、一般には片山伯耆流という。しかし抜刀伯耆流、真流、神流とも称したようである。
 久安は、関白秀次に召され、営中に伯耆流居合術の真価を説き、次いで秀頼が入門。そのとき、豊臣一族が師事した。さらに慶長十五年、時の帝の勅諚により召されて大平の祈祷をし、極意、磯の波の一刀を天覧に入れ、従五位下伯耆守に叙せられた。
 安永五年、肥後藩の星野角右衛門が防州に赴き、三代片山利介を訪ね流儀一切の筋を正し帰国、伯耆流は完全に星野家に伝承された。安永二年五月、藩侯の内意で居合、組討、薙刀の三芸を指南、以後この三芸皆伝をもって相伝された。

系譜

流祖・片山伯耆守藤原久安-片山伯耆守藤原久隆-片山利介藤原久義-星野角右衛門実員-関郡馬経貴-片山友猪藤原久豊-星野龍介実寿-星野如雲実直-片山本蔵藤原久寿-星野九門実則-星野龍太実重
-星野宣敏実昭-加納武彦-大窪敏明

活動状況

稽古日時 日・月・水・金曜日、午後1時〜3時
年2、3回 竹・巻藁による刃筋試し

●稽古場及び支部
 ▽本部道場(修道館道場) 〒660-0892 兵庫県尼崎市東難波町4-17-1 電話(06)6482-0148
 ▽支部 伯耆流北武会
中段・膝詰中段・膝詰