五世宗家 増本 孝和 〒545-0021 大阪市阿倍野区阪南町2-20-5 ■ 電話(06)6623-6309 |
戦国時代、北面の武士、速水長門守円心を唱導の祖とする。正親町天皇の御宇、近江国彦根の住、犬上左近將監長勝が、父の犬上兵庫永継から伝来の霊剣を授かってのち、速水長門守円心から組討の術を習得、祖先からの伝書口伝をとりまとめて兵法組討剣伝と称したのが円心流の源流である。
小橋家は、小橋平左衛門尉重実を祖とし、備前侯宇喜多秀家の臣、文禄中故ありて離れ、讃岐に来り生駒侯の臣、北村氏の客なり、大内、寒川、三木、三郡の税官となる。それから次第し、十七世の道寧(安永八年生)は香川郡円座村に住し、医者にして儒者なり、十九歳より剣を富永忠誥に師事、三男壽が医を継ぐ。初代庄兵衛は壽の一女シマの夫、元吉田姓、後庄兵衛を名乗る。
二世は藤本林五郎、三世の小橋日感は居合主流数流を取り入れ、従来の円心流の内容をさらに一新した。四世小橋日喜、現在五世宗家を増本孝和が継承している。
小橋庄兵衛-藤本林五郎-小橋日感-小橋日喜-増本孝和
後敵対象の技が多く、 また突き技を至極とする。 抜刀の際の送り鞘、 引き鞘、 納刀の際の迎え鞘に特徴を有する。
各種古武道演武大会に参加のほか、居合術体験講座を開講して伝承と普及に努めている。
毎年六月の最終日曜日、大阪市立阿倍野スポーツセンターにおいて当門主催古武道大会を開催。
●稽古場及び支部 ▽本部道場 大阪市阿倍野区万代1-5-15 西念寺方 ▽阪南道場 毎週日曜日 午後2時〜5時 ▽心技塾道場 毎週木曜日 午後6時〜9時 ▽支部 東大阪・八尾・京都・奈良・都島・甲子園(兵庫) |
一文字(稲妻) | 流水斬 |