森重流砲術

 代表

小野尾正治

〒276-0046

千葉県八千代市大和田新田195

■ 電話(047)450-3817

■ 森重流砲術(日本前装銃射撃連盟) ホームページ

   http://www.mlsa.jp/

  小野尾正治

由来

 流祖・森重靭負都由はその遠祖を戦国大名の雄・大内義弘の弟、大内盛見とする。宝暦九年(一七五八)、周防国末武(現、山口県下松市)の生。はじめ三嶋流舟戦法、天山流砲術を学び、十八歳のとき諸国を遊歴し、火術、砲術を学び、安盛流、中島流、遠国流、禁伝流その他の奥義を極めた。
 さらに橋爪廻新斎流武伝法を学び、甲州、越後の兵学数流の要旨を得て船戦要法二十八巻及び火法数巻を著して合武三嶋流として一流を興し、のち、その砲術部門を森重流砲術と称えられるに至る。都由の没後、時の若年寄、京極周防守はその名声に鑑み、流名を「森重流」とするよう二代都光に命じ、以後、諸国の門下は挙げて森重流と称した。
 古流砲術は明治以降火砲の近代化により廃れ、一部が祭礼の行事などでわずかに残るのみとなり消滅同然であったが、明治大学射撃部に在籍していた安斎實師(元、日本ライフル射撃協会会長)が砲術伝書の研究により森重流伝書四十五巻を独習した。師はそれより、大学射撃部有志と共に競技大会の折などに演武するようになり、「伝承開基」と称されるに至った。 
 大戦後、その射法は(社)日本ライフル射撃協会において継承することとなり、それを研究する協会会員の小野尾正治は昭和五十一年、フランスで行われた古式銃射撃競技の世界選手権大会において日本製火縄銃を携えて出場し、好成績を上げたことから、昭和五十四年、協会傘下に「日本前装銃射撃連盟」が結成された。爾来、安斎師および同連盟会員有志は形稽古と併せて実弾による「角場打ち」(標的射撃)も行いながら研鑽してきたが、安斎師没後は小野尾正治が道統を継承し、実射を多用して古式射法を検証しながら稽古を続けている。

系譜

流祖・森重靱負都由-森重再記都光-森重武平-森重重之助-森重斉四郎-伝承開基・安斎實-小野尾正治

流儀の特徴

当流は「居放」の業が示すごとく、進退、体配、操銃発砲手続きなどを森厳な手前によって示すほか、「戦場銃陣」として、横隊で号令(下知)により発砲する西洋式教錬に似た実戦用の技法もあり、用兵術的特徴も併せ持っている。

伝承されている伝書

 森重流来由巻、森重流砲術頬附手法稽古巻、森重流銃陣辨法巻

活動状況

国体ライフル射撃会場での祝砲演武、 「長篠合戦のぼりまつり」での形演武。

▽連絡先 森重流砲術事務局
 〒226-0011
 横浜市緑区中山町742
 青木 孝方
 電話・FAX(045)931-1530
●稽古場及び支部
 ▽神奈川県立伊勢原ライフル射
  撃場内、第二ライフル射撃場
 ▽千葉県総合スポーツセンター射撃場(木曜日・金曜日)
 ▽緑練武会支部(兼・森重流砲術事務局、日本前装銃射撃連盟事務局)
居放の形による礼射居放の形による礼射 二百五十刄玉筒での膝台据銃二百五十刄玉筒での膝台据銃