二刀神影流鎖鎌術

 第六代宗家

島村 収

〒781-0312

高知県高知市春野町平和279

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  島村 収

由来

 当流は、宮本武蔵玄信から二天一流を継いだ、寺尾求馬助信行の弟子・新免弁助信森の開いた「神免二刀神影流」より出たものであるが、三代目松村義孝に至り「神免」の二字を削除した。流祖および二代目については、口伝であり、その実像はさだかではない。
 三代目松村義孝は、熊本藩士の家に生まれ、父は鎗の指南役として二万石をもって公に仕えていた。明治九年(一八七六)の西南の役には、若薫組として出陣している。鎗(宝蔵院流)・薙刀(辧慶流・巴流・静流)の達人、柔術は関口流の無名の達人といわれた人であった。ゆえに流名を「二刀神影流」としたものである。
 四代目は、大正十年(一九二一)、香川の中尾市郎が伝授し、その会得していた竹之内流柔術認可目録および北辰一刀流免許状より各流の長所を加え、完全なる二刀神影流として伝えたものである。
 現在二刀神影流は、剣の二刀と鎖鎌の二つに分かれて、それぞれ一流派として伝えられており、当流は「二刀神影流鎖鎌術」として、鎖鎌のみをもって流派とし伝承中である。

系譜

宮本武蔵玄信-寺尾求馬助信行-流祖・新免弁助信森-二代目口伝-三代目松村義孝-四代目中尾市郎-五代目堅田重博-六代目島村収

流儀の特徴

剣の二刀より変化した武道であり、二丁の鎌を使う。
 陽の鎌(右)の先に付けた長さ四尺の鎖分銅(径一寸)を相手に当て、また剣を巻き落として倒す。
 また、分銅が使えなければ、直に二丁鎌で対戦する。
 攻撃、防御共に有利性のある実戦的な武道である。

伝承されている伝書

 一 二刀神影流鎖鎌
   免許皆傳之巻
 一 図解
   詳細 二刀神影流秘傳書
 一 二刀神影流第一巻
 一 二刀神影流鎖鎌術基本
 一 二刀神影流鎖鎌の形

活動状況

流派としての活動は、主に高知県内の各種武道大会、催し物などに参加して、形の演武や剣道との異種試合を行い、普及発展に努めている。

●稽古場及び支部
 ▽高知市知寄町 屋内道場(練武館)
  毎週火・木曜日 午後6時半〜9時
 ▽高知市円行寺 屋外道場
  毎週日曜日 正午〜午後3時
五行ノ形・十字の構五行ノ形・十字の構 鎖ノ形・横陣ノ玉鎖ノ形・横陣ノ玉